カナディアンロッキーに旅行してみたいけど、子供も小さいし楽しめるかどうか不安、どこに行けばいいか良く分からない、どんな場所なんだろうと疑問を持つ方に向けて、私たち家族が実際に旅行した際の様子をお届けします。
旅行の概要
旅行期間:2016年6月25日から2016年6月30日
当時の子供の年齢:長男(7歳)、長女(3歳)
1日目 フライト:ミシガン⇒ミネアポリス経由⇒カルガリー レンタカーにてバンフへ移動
2日目 ルイーズ湖、タカカウ滝、ナチュラル・ブリッジ、エメラルド湖、モレーン湖
3日目 ボウ湖、コロンビア大氷原、グレイシャー・スカイウォーク
4日目 メディスン湖、マリン湖、ミエッテ・ホット・スプリングス
5日目 ペイトー湖、サルファー・マウンテン
6日目 レンタカーにてカルガリー空港へ移動 フライト:カルガリー⇒ミネアポリス経由⇒ミシガン
カルガリー空港到着後は、全てレンタカーでの移動です。
6月から9月はベストシーズンとなり、人気のホテルは早々に満席になりますのでご注意下さい。
5泊6日の日程ということもあり、子供のペースも考えてバンフ、ジャスパーを宿泊拠点として観光地を選定しました。
カナディアンロッキーについて
カナディアンロッキーは、バンフ、ヨーホー、ジャスパー、クートニーの四つの国立公園からなるカナダの世界自然遺産となります。
3,000m級の山々や数多くの湖があり、大自然を満喫することが出来ます。
子供用のアトラクションはありませんので、大自然を楽しめるように気を付ける必要ありです。
ルイーズ湖
「ロッキーの宝石」と言われるルイーズ湖。バンフ国立公園に位置しています。
今回の旅行で一番初めに訪れた湖ということもあり、エメラルドグリーンに輝く湖水に大感動。
ここでは、カヌーにも乗れるようですが、うちは下の子が小さいので止めておきました。
タカカウ滝
ヨーホー国立公園内にある、カナダ最大級の落差254mを誇る滝となり、先住民族の言葉で「すばらしい」を意味しています。
写真ではなかなか伝わらないとは思いますが、なかなかの迫力です。
滝から流れる川岸で水に触れることが出来るので、水の綺麗さと冷たさを実際に味わってみて下さい。
うちの子供たちは、滝そっちのけで水遊びしていました。
ナチュラル・ブリッジ
ヨーホー国立公園内のキッキング・ホース川にかかる自然に出来た石の橋です。
写真を見ても分かるように、橋と言っても途中で切れ目があり、とても危険なのでお子さんは近づけないように気を付けましょう。
エメラルド湖
こちらもヨーホー国立公園にある湖です。
ちょうどお昼時でしたので、私たちはこちらにあるCilantro Caféでランチを取りました。
モレーン湖
カナダドル紙幣の絵柄にも使われたことがある湖。
息を吞むほどの美しさです。
ここで車のカギを落とすという大失態を。
散々探し回りまわりましたが見つからず、念のため近くの施設の受付でカギを失くしたことを伝えると、親切な方が拾って届けてくれていました。
もう旅行はキャンセルかと諦めていたので助かりました。
皆さんも気を付けて下さいね。
ボウ湖
こちらは、3日目にバンフからコロンビア大氷原に移動する途中で寄りました。
たまたまかもしれませんが、エメラルドグリーンとターコイズブルーの境目をはっきりと見ることが出来ました。
コロンビア大氷原
北半球では北極圏に次いで大規模な大氷原となります。
氷原まで行くためには、雪上車に乗っていく必要があり、Columbia Icefield Adventureでチケットを購入しなければなりません。
私たちは、グレイシャー・スカイウォークも行く予定でしたのでセットのチケットを購入しました。
Columbia Icefield Adventureのチケット情報はこちら。
6月といえども氷原。結構寒いです。
子供達には、スキーウェアを持って来て着せたので思いっきり遊びまわっていました。
グレイシャー・スカイウォーク
Columbia Icefield Adventureで雪上車とセットツアーのチケットを購入していたので、コロンビア大氷原のあとにそのままバスで連れて行ってくれます。
標高約2,000mの断崖絶壁に張り出したガラス張りの展望遊歩道があり、スリル満点です。
高いところが苦手な人はちょっと大変かも。
メディスン湖
4日目にマリーン湖に向かう途中で寄った湖。
消える湖として有名な湖。秋から冬にかけて水がなくなり、単なる泥地となってしまうそうです。
マリン湖
私的には今回の旅行で一番感動した湖。
それはこんな景色を見れたから。
上のスピリット・アイランドを見るためには、クルーズ船に乗る必要があります。
チケット情報はこちら。
お金はかかりますが、是非行くことをお勧めします。
ミエッテ・ホット・スプリングス
湖の風景ばかりだと、子供たちも飽きてきてしますので、気分を変えるために温泉へ。
温泉と言っても、作りはプールと一緒なので子供たちは思いっきり泳いで遊んでいました。
大人も温泉気分を味わえるのがいいところです。
ペイトー湖
こちらは、5日目にジャスパーからバンフに戻る途中で寄った湖です。
展望台から湖を一望できるのですが、写真では納まりきらないのでパノラマでの撮影です。
ターコイズブルーの湖水が非常にきれいです。
サルファー・マウンテン
バンフの町を一望できる標高2285mの山頂の展望台まではゴンドラで8分でいけます。
かなり整備されていますが、ゴンドラ乗り場から展望台までちょっと歩くので、小さなお子さんは気を付けて下さい。
まとめ
5泊6日のカナディアンロッキーの家族旅行でした。
行くまでは、子供用のアトラクションもないし大丈夫かと心配でしたが、大自然のなかで子供なりに楽しんでいたようでした。
コロンバス大氷原の雪上車は特に楽しかったようです。
歩かなければならない所も何か所かあり、下の子は疲れて駄々をこねてしまいましたが、私と妻で抱っこしてなんとかやり過ごすことが出来ました。
カナダは多国籍な部分もあり、さまざまな国の料理も食べることができ、非常に美味しかったです。
アメリカ赴任中にたくさん旅行をしましたが、また行きたい場所の一つとなっています。
以上、皆さんの参考になれば幸いです。