中国国内旅行第二弾です。
今回訪れたのは、映画『アバター』の撮影舞台となったことでも有名な湖南省、張家界市に位置する武陵源。
ここは、世界遺産にも登録されており、数億年の間に起こった地殻変動による隆起や、雨風による浸食によって形作られた景観はまさに絶景です。
張家界市に旅行しようと考えている方の参考になれば幸いです。
旅工程(2021年6月11日~2021年6月13日)
- 一日目 上海⇒張家界 移動のみ
- 二日目 張家界森林公園、ショー鑑賞
- 三日目 大峡谷玻璃大橋、天門山、張家界⇒上海
今回は3連休を使った旅行ということで、金曜日の夜に出発し日曜日戻り、祝日の月曜日は家でゆっくり休むというプラン。
メンバーは、会社の同僚とお知り合いの6名。
メンバーのうち、お一人が中国の方(日本語ペラペラ)でしたので、コスト削減のためにローカル旅行会社で予約し、現地ガイドも中国人としました。
そのため、現地での説明は全て通訳してもらいながらでしたが、歴史的な場所ではないので、要所要所での説明で十分でした。
日本の旅行会社で頼むよりも約2/3の値段で済みました。
前回の西安市と同様、移動の車、現地ガイドとも私達グループで貸し切り状態でした。
一日目 上海⇒張家界
一日目は上海から張家界までのフライト移動のみ。
フライト時間は2時間15分ほど。
張家界の空港で現地ガイドさんと合流し、ホテルチェックインしてその日は終了となりました。
ちなみに泊まったホテルは『张家界纳百利皇冠假日酒店』(Crowne Plaza Hotel)。
https://www.ihg.com/crowneplaza/hotels/cn/zh/zhangjiajie/dygcp/hoteldetail
今まで中国で泊まったホテルの中で一番いいホテルでした。
シャワールームとは別にバスタブが。
二日目 張家界森林公園
朝一で、ホテルから張家界森林公園に移動。
受付を済ませて、バスにて移動となります。
ちなみにこの日は小雨を伴う曇り空。嫌な予感がします。
バスを降りて、最初の景観ポイント。
はい、何も見えません…
このままでは何も見れずに帰るのかと、不穏な空気が流れましたが、日頃の行いが良かったのか段々と晴れてきました。
公園敷地内にあるレストランにて早めの昼食をとり、メインのポイントへ。
この頃になると、曇り空ですが霧は晴れてバッチリ見ることが出来ました。
この天下第一橋は下の岩が崩れ落ちてできた自然の橋で、なんと高さは350メートル、長さは20メートル!
まさしく、アバターの世界。
圧巻です。
一日目 ショー
張家界森林公園の後は一度ホテルに戻って小休止。
その後夕食をとり、劇場にてショーを鑑賞。
こちらは、元々のプランには含まれていなかったのですが現地ガイドさんにオプションでチケットを取ってもらいました。
中国語なので、セリフは分かりませんが、見ているだけでも楽しかったです。
二日目 大峡谷玻璃大橋
二日目は、ホテルから車で大峡谷玻璃大橋へ。
2016年8月にオープンした全長430m、幅6m、地上からの高さ約300m地点に吊るされた世界最長、世界最高度を誇るガラスの吊り橋だそうです。
元々高いところが苦手な私、初めはとてもガラスの上を歩くことが出来ませんでした。
橋の中央部では、バンジージャンプもすることができ、何人も挑戦していましたが、当然そんなもんパスです。
この橋、ガラスで出来ていることもあり、全員専用の靴カバーを装着する必要があります。
二日目 天門山
大峡谷玻璃大橋の後、車でレストランに移動して昼食。
そのまま天門山へのロープウェイ乗り場に。
ロープウェイで山頂付近に移動し、断崖絶壁に作られた散策路を散策。
こちらにも一部ガラスの部分があり、スリル満点です。
この頃になると、感覚がマヒしてきたのか、恐怖感がだいぶ無くなってきました。
散策路が終了すると、とんでもなく長いエスカレータを何べんも乗り継ぎ麓までおります。
そこに見えてきたのが、天門洞。
山にぽっかりと穴が開いた場所で、頂上付近からフライングスーツでこの穴を通過したり、過去にはロシアの戦闘機もこの穴を通過したりしたらしいです。
当日は、天候の関係でこの穴から霧が出てくる珍しい現象を見ることが出来ました。
現地ガイドも普段はあまり見れないとのことを言っていたので、ラッキーでした。
また、麓からは車でも登ってこれるので、このようなつづら折りの峠道が。
こちらは、ケン・ブロックのヒルクライム&ジムカーナ「Climbkhana」シリーズの第二弾で使用されたそうです。
二日目 張家界⇒上海
天門山のあと、2日間散々歩いて疲れたこともあり、近くの足マッサージ屋さんでマッサージをしてもらいました。
リフレッシュ後に空港へ移動。
無事、上海へ帰宅となりました。
まとめ
今回で2回目の中国国内旅行。
初めは天候が不安でしたが、終始曇り空で過ごしやすく、結果オーライでした。
これが晴天だったら、結構な時間歩くので相当疲れていたかと思います。
自然が作り出す壮大な景観と、それを生かす建築、設備から中国のパワーを感じとることが出来ました。
アバターファンのみならず、絶景を見たい方や、それを写真に撮りたい方などにはお勧めです。
以上、皆さんの参考になれば。